お母様が長年お使いになられたK18YGの合成石のリングです。思い出のお品物でこのままのイメージでペンダントトップにして使いたいと言うご依頼でした。デザインを拝見する限り50年以上前に作られた指輪だと思われます。石枠を利用する改造に決まりました。
まず慎重に石を外します。石枠を傷つけない様にリングの腕部分を切り取り、その地金をネックレスを通すバチカン加工の材料に使用します。石枠とバチカンをロウ付けし、ジョイントしました。最終で石留めして新品仕上げしました。石枠と取り除いた地金、全て利用出来ました。